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マルタ南部 

ヴァレッタやスリーマのある北部とは全く違う地形を見せるマルタ島南部。ブルーグロットやディングリ・クリフのような自然の織り成す景色を楽しんだり、古代文明の残した貴重な遺跡を訪れることができます。どこも公共バスを利用して行けますが運行は30~1時間に1本、全てヴァレッタが起点となっていて、尚かつ横の移動ができるバスがほとんどないため時間のロスが大きくなります。時間的余裕のない方はオプショナルツアーを利用されるか、他の場所と合わせてオリジナルツアーを組まれることをお勧めします。

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ブルーグロット

エメラルドグリーンの海面が美しいマルタ島南端の洞窟群。小さなボート(8人乗り)に乗って、 船頭さんの簡単な説明を聞きながら侵食された幾つかの洞窟を巡ります。快晴でも強風になると中止になることが多々あり(特に冬季)、その場に実際足を運ぶまで運行の可否は分かりませんが、中止の場合には近くにある展望台から洞窟の様子をながめることができます。

所要時間:45分

ディングリの崖 /Dingli Cliff

マルタ島南側の切り立った海岸線が雄大に広がるなエリア。崖の上にポツンと建つ小さな教会が印象的です。石切り場跡やカートラッツも点在しているので、気候の良い季節にはトレッキング場所としても人気ですが、夏は日陰がまったくないので、ツアーか車の利用をお勧めします。

 

カートラッツ /Cart Ruts

『世界ふしぎ発見』でとりあげられて、日本人観光客の間でも有名になったカートラッツ。マルタに高度な古代文明が存在した証拠と考えられている岩面に刻まれた長い溝ですが、一体何のために、どのようにして刻まれたのかまだまだ謎につつまれています。マルタ島内の数箇所に点在するカートラッツの中でもディングリのものが特に有名です。

ハジャーイム神殿/ Hagar Qim Temples

海を背景に突き立った岩の遺跡が印象的な神殿。地中海&古代遺跡というマルタらしい光景が眼前にひろがります。マルタビーナス等、貴重な遺物の発見された世界遺産指定の巨石神殿群の一つです(実物はヴァレッタの考古学博物館所蔵)

イムナイドラ神殿 / Mnajdra Temples

ハジャーイム神殿から徒歩約15分。緩やかな坂を下った先にあり、ハジャーイムに比べ、より海が迫って見えます。一見同じように見える神殿ですが、使われている巨石は全く別の所から運ばれた性質の違う物で、ゆるやかなカーブの目立つハジャーイムより、ゴツゴツとした迫力のある作りです。

フィルフラ島 / Filfla Island 

マルタ島南部の沖合、丁度ブルーグロットのほぼ正面に位置する無人島。イギリス軍の爆撃訓練に使われていたため、台形状の独特の形になっています。海洋上でのアクセントにもなっており記念写真のポイントの一つです。